社員インタビュー

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河瀬先生

河瀬先生

プロ講師(非常勤講師) 数学責任者 34歳 入社3年(講師歴12年)

 Section1

前塾は個別指導や新事業に力を入れるようになり、私と方向性が変わってきました。

河瀨先生の経歴など教えてください。

今34歳で講師歴は12年になります。駿台・浜学園は3年目です。京都と大阪の塾を経験して、駿台・浜学園に入りました。京都の塾が一番長くて8年、大阪の塾は1年ほどの在籍です。

京都の塾はどういった学校を対象にしていたのですか。

京都の老舗最大手塾です。中学受験と高校受験がありまして、高校受験は専ら公立高校でした。 

駿台・浜学園に入られたきっかけは?

以前の塾では、社員として2年間、他は非常勤として働いていました。私が授業に集中したかったのもありましたし、その塾だけかもしれませんが、授業に関して言うと給与は圧倒的に非常勤の方が高いんですね。それで続けていたのですが、その塾は人間関係である程度立ち位置が決まってしまうんです。

本部の人を食事に誘すことで優位に立つような、政治的立ち回りで決まってしまうことが多くて、気に入らない先生に対してネガティブキャンペーンを行うのが横行して、馬鹿らしいなと思っていました。

それが一番のきっかけですか。

一番は、会社としての方向性の不一致です。集団塾より個別指導や新事業に力を入れるようになったんですが、決め手になったのは校舎の閉鎖です。その校舎は非常に学力の高い生徒さんが多くいたんですが、その校舎を閉めるという判断を知って、合格実績よりも売上だけを追い求めていると感じたんです。

それと、熱量のない人が多かったですね。むしろそのほうが会社の中でうまくいくんですよ。実績を追い求めなくなった会社に、熱量のない先生がいる。そういう中で、実績にこだわる人間はマイノリティなんだと感じるようになりました。

当時、30代前半で転職が最後かなと考えて、いくつかの塾を見させていただきました。

そもそも熱量のない講師さんっていらっしゃるんですね。

いっぱいいます。たまたまこの業界に入った方も多くいらっしゃいます。塾ってある程度は生徒が集まるので、授業も変化しなくもていいんですよ。そういう状態が続くと、自然と熱量が下がりますし、変わりたくても変われなくなる。そんな自分を正当化しないと生きていけないので、ダラダラ仕事してる人はたくさんいますね。

駿台・浜学園にはそういう先生はいませんが、以前の塾にはいっぱいいました。

 Section2

高校受験がゴールではないというコンセプトに興味がありました。

転職の際に、駿台・浜学園以外を調べられたのですね。

そうですね。駿台・浜学園と奈良県の塾が候補でした。奈良の塾はコロナの影響もあって、タイミング的に募集していなかったんです。ですので、駿台・浜学園しか応募していません。

駿台・浜学園と奈良の塾を選択肢に入れた理由は何ですか。

中学生の時に通っていた塾の進路指導で、大学を見据えた高校選びを勧めてくださったんですね。親も同じ意向だったので結果的によかったのですが、高校受験がゴールではないというコンセプトで指導されていたので、候補になりました。

そこから大阪にも同じような塾があるのを知って、駿台・浜学園に応募しました。

大阪にも上位層を指導する大手塾があると思うのですが、候補には入らなかったのですか。

それ以外の塾は、眼中に入ったこともないですね。個にフォーカスする要素がないので。1日で40人50人のクラスをいくつか担当すると、絶対に生徒を覚えることができないですし、個別に提案できないです。大規模クラスを回すには、提案しているように見せかけるマニュアルを作るしかないんですね。なので、そういう塾は興味がなかったです。

駿台・浜学園に入る前は、不安はありませんでしたか。

大阪での指導が久々だったので、教科面の不安はかなりありました。でも、本心は絶対に結果を出せると思ってました。

駿台・浜学園に来て変化はありましたか。

京都の時は根性論に近い指導をしていたのですが、大阪に来てから一人ひとりの生徒をよく知ることができるので、1対1でじっくり話すことができるようになりましたね。自分は絶対に結果を出せると確信して駿台・浜学園に入ったですが、入ってみないと掴めないことも多くて、試行錯誤しながらでした。

1年ぐらいでどんな結果になりましたか。

最初はやっぱりうまくいかなかったですが、中3学年に関しては、受験の当日の得点率が数学科の中では1番でしたので、まずは結果を出せたと思ってます。

 Section3

うまいプレゼン授業ではなく、オーダーメイドの授業を

河瀬先生は数学の責任者ですが、新任の先生が入ってきたら、研修はどうされているのですか。

私の下に付けてという形ではなくて、各先生の教科的なミッションや課題に合わせて、研修を準備する形にしています。1ヶ月で数学の研修は5種類あるんです。

①オンラインの全体研修
②中3上位クラス研修
③中3中位クラス研修
④中3下位クラス研修
⑤小4〜中2までの研修

「⑤小4〜中2までの研修」は、授業の中身を良くすることももちろんですが、長期的に校舎としてどのように生徒を育てていくか、という研修兼会議になります。ここまで細かく研修をしている塾はないと思いますし、規模も多くても4人ほどで実施します。かなり少人数で個別にみっちり研修をしていく形です。

数学だけこういう形になっているのですか。

そうですね。数学はどうしても学年やクラスによって色が変わってくるんですね。ですので、全体の研修を2時間しても、その先生にとって本当に必要な情報なのか、課題に沿った内容なのかがぼやけてしまうんです。

この研修を受けることによって、何を得られるのですか。

授業のやり方です。生徒の何を見てどういう風に授業をしているのかであったりとか。どの塾でも実施している模擬授業は、ただのプレゼン大会にしかならないんです。

トップクラスの先生の授業はプレゼン授業としては高レベルなんですが、それは駿台・浜学園の授業ではないんですね。プレゼンで授業が終わってしまうのは、駿台・浜学園ではダメな講師になります。

駿台・浜学園にとって、どういう講師がいい先生なんですか。

重要なのはプレゼンに加えて、その日のクラスの雰囲気であったり、生徒さんの表情の変化やペンを持ったタイミングとか、細かく見れることです。

うまい先生は非常に完成されたプレゼンで、ウケもめちゃくちゃいいんですが、でもそれはオーダーメイドのプレゼンではないんですね。僕たちがやるべきなのは、少人数クラスだからこそ、生徒一人ひとりに対してオーダーメイドのプレゼンを毎回、毎回ブラッシュアップしてやっていかないといけません。

研修の反応はいかがですか。

直接ではないんですが、皆さんすごくいいと言ってくださってるみたいです。

もちろん研修だけだなく模擬授業もしていただきます。その中でも、何を意図してその説明をしたのか、なぜここまでしか説明をしなかったのか、今はここまでしか説明しないことによって、いつこの内容を入れようと思ってるかなど、そういう意見交換も活発に交わされます。

意見交換はいい取り組みですね。

普段あまり接点がない先生同士でも、研修の場で意見交換できて、互いの考えを知ることができる点も喜んでいただいていますね。

研修内容も年々変わってきていて、私の理想ではなく、先生から求められていることを吸い上げてアップデートしています。

駿台・浜学園特有の授業の仕方に、最初は戸惑う方もいらっしゃると思うのですが。

戸惑う方もいらっしゃいますね。
大事なのは、変化を好むかどうかだと思います。自分が変わる恐怖に打ち勝って結果を出すという気概と、きちんと行動までをつなげていけるかですね。変わると新しい風景が見えるので、現状で満足されていない方にとっては、いい環境だと思います。

 Section4

「ええんちゃう?」で決まる実行の速さ

駿台・浜学園に入って良かった点はありますか。

いいと思ったらやる、という舵切りの速さですね。私の勝手なイメージですが、70%前に進むんだったら、とにかく進む。ネジが2、3本落ちつつも、進んでしまうぐらいのスピードと決断力があります。そして、進みながら100%に仕上げていくという動きの速い会社だなと思いました。

何か具体例はありますか。

去年に140ページぐらいの教材を作ったんですね。市販の教材があまり良くなくて、統括に提案したんです。「いいんちゃう、そっちのほうがいいんやろ?」と言ってもらったのですが、テキストを作り直すのって、かなり経費や人件費がかかるんですね。それを承知の上で「やってみたら?」と一声で決まったんです。

それぐらい決断と実行の速さがありますし、信頼してくれている実感がありました。だいたい「それええんちゃう?できんの?できるんやったらやってみたら。無理せんよーに」で決まりますね(笑)。

なので、普段から新しい提案をより考えるようになりましたし、普段から考えていることをシェアすることで、何かが実現に向かう実感があります。

 Section5

ずっと生徒のことを考えている先生ばかり

駿台・浜学園を人に勧めるなら、どう勧められますか。

生徒の一人ひとりの結果に一番こだわりが持てる塾だと話しますね。そこにこだわりが持てない先生は、止めておいたほうがいいとアドバイスします。

生徒一人ひとりの目的・目標に対して、成果を確認することができるのが駿台・浜学園の良さですし、そこが純粋なモチベーションになる先生はすごくやりがいがある職場だと思います。

「一人ひとりに愛情教育」を地で行ってる感じがしますね。

生徒に興味があって、熱量があって、ずっと生徒のことを考えている先生ばかりです。

先生との会話は、ほんとに生徒の話ばかりです。あの子はこうだとか、小学校の時こうだったとか。今はここまでの学力だけど、これくらいは伸びるとか、そういう話をずっとしています。

例えば、欠席の連絡が入った時に、それに対して「前も休んでましたよね」とか「大丈夫かな」とか、そういう話が普通に出ます。「大会終わったから疲れたんちゃいます?」とか。生徒の情報をみんなが知ってるので、そういう会話が繰り広げられるのが日常になっています。

授業以外で生徒の話をしていない時間はないぐらい、話をしています。こういうのは他塾ではあまりないと思いますね。

河瀬先生

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  • ・1教科専任制
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